2025.08.10位牌と過去帳とは?!

位牌と過去帳とは

 

位牌と過去帳の役割の違い

◎位牌

 ・故人の魂が宿る「依り代(よりしろ)」と考えられています。

 ・故人そのものとして扱われ、供養の対象となります。

 ・一般的には、一人につき一つの位牌を作成します。

 ・四十九日法要までに用意し、「魂入れ」「開眼供養」という儀式を経て、礼拝の対象となります。

 ・浄土真宗以外の多くの宗派で用いられます。

 

◎過去帳

 ・先祖代々の戒名(法名)、俗名、没年月日、享年などを記した「記録帳」「系譜」としての役割が強いです。

 ・位牌のように故人の魂が宿るものではなく、あくまで記録のためのものです。

 ・複数のご先祖様の情報を一冊の帳面にまとめることができます。

 ・特に浄土真宗では、位牌を用いる代わりに過去帳や法名軸を使用するのが一般的です。

 ・位牌が多くなりすぎて仏壇に入りきらない場合に、三十三回忌や五十回忌などの節目で

  過去帳にまとめることもあります。

 

どちらを選ぶべきか

1宗派で選ぶ場合

 ・浄土真宗:原則として位牌は用いません。代わりに過去帳や法名軸をお仏壇に安置します。

 ・浄土真宗以外の宗派:位牌を本尊とともにお仏壇に安置することが一般的です。

  ただし、過去帳も記録として併用することがあります。

 

2ご家庭の状況や考え方で選ぶ場合

 ・仏壇のスペースを気にされる場合

   先祖代々の位牌がたくさんあると、仏壇のスペースを圧迫してしまうことがあります

   その場合は、過去帳にまとめることで仏壇をすっきりと保つことができます。

 ・故人様を「祈りの対象」としてお祀りしたい場合

    故人様一人ひとりの存在を大切に感じ、手を合わせる対象としたい場合は、

    位牌が適していると言えます。

 ・家族の歴史を記録として残したい場合

    ご先祖様の情報を一覧で確認し、家系図のように代々受け継いでいきたいという場合は、

    過去帳が役立ちます。

 

 

《相談無料》家族葬ホール空 /葬儀/ 式場(大阪府藤井寺市/羽曳野市/柏原市/八尾市)

大阪府藤井寺市林6-6-35

家族葬ホール空 

TEL: 072-936-0090  FAX :072-936-0080

https://www.ku-kazokusou.com/

info@ku-kazokusou.com