2025.06.29各宗派の焼香作法 !!

各宗派の焼香作法

  焼香の作法は宗派によって異なります。以下に主な宗派の焼香作法をまとめました。

  ただし、地域や寺院、また葬儀の規模によって多少異なる場合もあるため、

  迷った場合は会場の案内に従うか、葬儀社のスタッフに尋ねるのが確実です。

 

基本的な焼香の流れ

  1.焼香台の手前で遺族と僧侶に一礼し、焼香台の前に進んで一礼します。

  2.数珠を左手にかける(宗派によっては持ち方が異なります)。

  3.抹香(粉状のお香)を指でつまみます(宗派によって「おしいただくか」かどうかが異なります)。

  4.静かに香炉の炭の上にくべます。

  5.合掌して一礼し、数歩下がって遺族に一礼してから席に戻ります。

 

各宗派の焼香作法

・ 真言宗(しんごんしゅう)

 ※回数:3回

 ※作法:右手の親指・人差し指・中指の3本で抹香をつまみ、

     額の高さまでおしいただいてから香炉にくべます。

     これを3回繰り返します。

・ 天台宗(てんだいしゅう)

 ※回数:明確な定めはないが、1回または3回が多い。

 ※作法:右手の親指・人差し指・中指の3本で抹香をつまみ、

     額の高さまでおしいただいてから香炉にくべます。

・ 浄土宗(じょうどしゅう)

 ※回数:定めはないが、1回または3回が多い。

 ※作法:抹香を軽くつまみ、額に高く上げる程度でおしいただいても、

     いただかなくてもどちらでも良いとされています。

・ 浄土真宗(じょうどしんしゅう)

 ※焼香は「おしいただく」ことをしません。これは、焼香が故人への供養ではなく、

     自身の心身を清めるためとされているからです。

 ※本願寺派(お西):1回

 ※大谷派(お東):2回

 ※その他の派(興正派、佛光寺派、高田派など)によって回数が異なりますが、

  基本的には「おしいただかない」点は共通です。

・ 臨済宗(りんざいしゅう)

 ※回数:1回が基本。

 ※作法:抹香を額におしいただかないのが一般的ですが、明確な決まりはなく、

     おしいただいても問題ないとされる場合もあります。

・ 曹洞宗(そうとうしゅう)

 ※回数:2回

 作法

 ・1回目(主香):抹香を額までおしいただいてから香炉にくべます。

 ・2回目(従香):抹香をおしいただかずにそのまま香炉にくべます。

・日蓮宗(にちれんしゅう)

 ※回数:導師は3回、一般参列者は1回または3回が多い。

 ※作法:抹香を額までおしいただいてから香炉にくべます。

 

線香の場合 線香を立てる、または寝かせるなど、宗派によって違いがあります。

 ・ 真言宗、天台宗、日蓮宗、曹洞宗、浄土宗:線香を立てる宗派が多い。

 ・浄土真宗:線香を折って香炉に寝かせます。

 

宗派が分からない場合 自分の宗派が分からない、または故人の宗派が異なる場合でも、

基本的には自分の宗派の作法で行って問題ありません。もし宗派にこだわりがない場合は、

焼香回数を1回にするのが無難とされています。

最も大切なのは故人を偲ぶ気持ちです。作法にこだわりすぎず、心を込めて焼香を行うことが大切です。

 

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