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2025.03.04徹底解説】永代供養とは?費用・種類・メリット・デメリットをわかりやすく解説
少子高齢化やライフスタイルの変化により、近年注目されている「永代供養(えいたいくよう)」。
お墓の継承者がいない、遠方に住んでいてお墓参りに行けないなど、さまざまな事情を抱える人にとって、安心して選べる埋葬方法として広がりを見せています。
この記事では、永代供養とは何か? その基本的な仕組みから費用相場、供養の種類、注意点まで、初めての方でもわかりやすく解説します。
永代供養とは?
永代供養とは、寺院や霊園がご遺族に代わって、永代(半永久的)にわたり遺骨を管理・供養してくれる埋葬方法のことです。
「お墓を継ぐ人がいない」「子どもに負担をかけたくない」「高齢で墓参りが難しい」といった方々から注目されています。
永代供養の主な特徴
永代供養には以下のような特徴があります。
- 寺院や霊園が永続的に供養と管理を行う
- お墓の承継者が不要で、単身者や子どものいない夫婦にも適している
- 墓石の建立が不要な場合もあり、初期費用や管理費を抑えやすい
- 供養方法を自分の希望に合わせて選べる(納骨堂・樹木葬・合祀など)
永代供養のメリット
1. 承継者が不要
永代供養では、子どもや孫などお墓を継ぐ人がいなくても安心して供養してもらえるため、核家族や単身世帯にとって非常にありがたい選択肢です。
2. 墓参りの負担軽減
高齢で体が不自由な方や、遠方に住んでいる方にとっては、お墓参りの負担が軽くなる点が大きなメリットです。管理や掃除も不要なため、安心して任せられます。
3. 経済的な負担が軽い
従来のお墓に比べて、墓石費用や年間管理費がかからないプランも多く、費用を抑えたい方にとって経済的な負担が軽くなります。
永代供養のデメリット
1. 合祀の場合は他人と一緒の埋葬
合祀(ごうし)形式を選んだ場合、一定期間を過ぎると他の遺骨とまとめて埋葬されるため、個別の供養や取り出しができなくなるケースがあります。
2. 供養の頻度が少ない場合も
寺院や霊園によっては、定期的な供養の頻度が少なかったり、法要の立ち会いができないこともあるため、契約前に供養内容を確認することが大切です。
3. 宗教・宗派が限定されることがある
一部の寺院では、特定の宗派に限られた利用制限があるため、事前に確認が必要です。無宗教でも受け入れてくれる霊園も増えているため、選択肢を広げることも可能です。
永代供養の主な種類と特徴
永代供養には、さまざまな形式があります。代表的なものを以下に紹介します。
納骨堂(のうこつどう)
- 屋内に設置されたロッカー型・自動搬送型の納骨施設
- 天候に左右されず、アクセスが良好な都市部に多い
- 一定期間後に合祀されるケースもある
費用相場:5万円~100万円程度
樹木葬(じゅもくそう)
- 墓石の代わりに樹木を墓標とする自然葬の一種
- 自然に還るという考え方に共感する人に人気
- 個別・集合型などスタイルも多様
費用相場:20万円~80万円程度
合祀墓(ごうしぼ)
- 他の故人の遺骨と一緒に埋葬する形式
- 個別墓よりも費用が安価で、管理不要
- 一度合祀されると遺骨を取り出せないケースが多い
費用相場:10万円~30万円程度
永代供養の費用相場と内訳
永代供養にかかる費用は、選ぶ形式や寺院・霊園によって異なりますが、以下が一般的な目安です。
永代供養の種類 | 費用相場 |
納骨堂 | 5万円~100万円 |
樹木葬 | 20万円~80万円 |
合祀墓 | 10万円~30万円 |
※費用には、納骨料・管理費・供養費・プレート代などが含まれる場合があります。
永代供養を選ぶ際の注意点
永代供養を選ぶ際には、以下のポイントに注意して比較・検討しましょう。
1. 費用だけで選ばない
「安さ」だけに惹かれて選ぶのではなく、供養の内容や期間、設備の清潔さ、宗派の制限など総合的に判断することが重要です。
2. 必ず現地見学をする
パンフレットやホームページだけで決めず、実際に現地を見学し、雰囲気や職員の対応を確認することで、納得できる供養先を見つけられます。
3. 家族・親族と話し合って決める
特に親の供養など、将来的に関わる家族や親族と事前にしっかり話し合っておくことがトラブル防止につながります。
永代供養はどんな人に向いている?
永代供養は、以下のような方におすすめです。
- 子どもや継承者がいない
- 子どもにお墓の負担をかけたくない
- 経済的な負担を減らしたい
- 自然に還りたいという想いがある
- 都市部でお墓を持つのが難しい
まとめ|永代供養は「供養のカタチ」の新しい選択肢
現代の多様なライフスタイルに対応した「永代供養」は、お墓の後継者がいない方や、お墓参りが困難な方にとって非常に心強い供養方法です。
しかし、種類によって内容も費用も大きく異なるため、事前に情報を集め、現地を見学し、家族とよく話し合って選ぶことが大切です。
「どのようなかたちで供養したいか」
「どんな場所に遺骨を安置してほしいか」
自分や家族の想いを大切にしながら、後悔のない選択をしていきましょう。
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