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2025.09.26社葬とは
「社葬(しゃそう)」とは、企業(会社)が主体となって執り行う葬儀のことです。
故人の近親者が施主を務める「個人葬(一般葬)」とは異なり、
会社が施主(費用を負担し運営を担う者)となり、
故人の生前の功績をたたえ、弔意を示す場として実施されます。
主に会社の創業者、会長、社長、役員など、
会社に多大な貢献をした人物が亡くなった際に行われることが多いです。
社葬の主な目的と役割
社葬は単に故人を追悼するだけでなく、企業活動の一環として重要な役割を果たします。
1 故人の追悼と功績の顕彰
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- 故人の生前の功績をたたえ、感謝の気持ちを表し、心からお悔やみを申し上げます。
2 社外への広報(信頼維持)
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- 取引先、株主、顧客など、社外の重要関係者に故人の訃報を伝え、
新体制や今後の事業方針を印象づけ、企業としての信頼関係を継続させるための重要な機会です。
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3 社内の結束強化
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- 社員が協力して大きな儀式を執り行うことで、
新体制下での組織の結束力や一体感を高める効果も期待されます。
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社葬の種類
社葬には、主に以下の3つの形式があります。多くのケースで、
遺族・親族による密葬(近親者のみの小規模な葬儀)を先に執り行った後、日を改めて社葬が行われます。
1 社葬(一般的な意味での社葬)
・ 主体: 企業が施主となり、宗教儀礼のある葬儀・告別式を執り行います。
・ 時期: 密葬後、概ね40日前後(四十九日の法要前)に本葬として行われるのが一般的です。
・ 特徴: 企業の式典としての意味合いが強く、規模が大きくなる傾向があります。
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- 合同葬(ごうどうそう)
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- 主体: 企業とご遺族が合同で施主となり、通夜、葬儀・告別式を執り行います。
- 時期: 故人の逝去後、比較的早めの5日〜1週間前後に行われることが多いです。
- 特徴: 遺族と企業双方の意向を反映させやすく、密葬を挟まず一度で済ませられるため、
遺族の負担が少ないという面もあります。
- お別れの会・偲ぶ会
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- 主体: 企業が施主となり、宗教儀礼にとらわれず、
故人を偲ぶことを目的とした自由な形式の会です。
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- 時期: 社葬と同様に、密葬後、日を改めて行われます。
- 特徴: 献花や故人の功績を紹介する展示などが行われ、ホテルなど葬儀場以外の会場が使われることも多く、
儀式性よりも追悼の意を伝えることに重きを置かれます。
社葬は、一般の個人葬と異なり、企業イメージに関わる重要な行事となるため、
万が一に備えて社内規定の整備や準備をしておくことが、企業にとって重要なリスクマネジメントとなります。
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