2025.09.17樹木葬とは?

樹木葬とは、墓石の代わりに樹木や草花を墓標として遺骨を埋葬する、新しいお墓の形です。

故人を自然の中に還すという考え方に基づき、近年注目を集めています。

樹木葬は、永代供養(寺院や霊園が永続的に供養・管理してくれること)の形式をとることが多いため、

お墓の後継ぎがいない方や、子どもに管理の負担をかけたくないという方にも選ばれています。

 

樹木葬の種類

樹木葬には、大きく分けて3つの種類があります。それぞれ特徴や雰囲気が異なるので、自分に合ったスタイルを選びましょう。

 

・里山型:自然の山や森をそのまま利用したタイプです。

できるだけ自然に近い形で故人を弔いたいと考える方に選ばれています。

 

・公園型(庭園型):公園や庭園のように、整備された霊園の一角にあるタイプです。

自然の雰囲気を感じながらも、トイレや休憩所などの設備が整っており、お参りがしやすいのが特徴です。

 

・シンボルツリー型:特定の樹木(桜やハナミズキなど)をシンボルとし、

その周囲に複数の遺骨を埋葬するタイプです。

共同墓のような形式をとることが多いです。

また、埋葬方法も、個別に区画を設ける「個別型」や、

複数人の遺骨を一緒に埋葬する「合祀(ごうし)型」などがあり、それぞれ費用や供養方法が異なります。

 

樹木葬のメリット・デメリット

樹木葬を検討する際は、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが大切です。

 

メリット

・費用が抑えられる:墓石を建てる必要がないため、一般的なお墓と比べて費用を安く抑えられます。

 

・承継者が不要:永代供養が基本なので、お墓を継ぐ人がいなくても安心です。

 

・管理の手間が少ない:管理や供養は霊園や寺院に任せられるため、遺族の負担が少なくなります。

 

・自然に還る:故人の「自然に還りたい」という願いを叶えられます。

 

デメリット

・遺骨を取り出せない場合がある:合祀型の場合、一度埋葬すると遺骨を取り出したり、移動させたりすることは基本的にできません。

 

・親族の理解が必要:伝統的なお墓とは異なるため、親族に理解してもらえない場合があります。

事前にしっかり相談しておきましょう。

 

・アクセスが不便な場合がある:自然豊かな郊外に位置することが多いため、自宅からのアクセスが不便なことがあります。

 

・お参り方法が限られる:一般的なお墓のように線香をあげたり、花を供えたりする場所が限られていることがあります。

 

樹木葬を検討する際は、これらの点を踏まえ、現地見学をして雰囲気や設備を確認するのがおすすめです。

 

 

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