2025.07.02仏壇の中は?

仏壇の中は?

仏壇の中には、宗派や地域、家庭の習慣によって様々なものが納められますが、

一般的には以下のようなものが置かれています。

主要なもの

・ご本尊(ごほんぞん): 各宗派の中心となる仏様や曼荼羅(まんだら)などです。

           掛け軸や仏像の形をとります。仏壇の一番奥、中央に安置されます。

・位牌(いはい): 故人の戒名や法名、俗名、没年月日などが記された木牌です。

        ご本尊の手前に、故人の霊が宿るとされ供養の対象となります。

        複数ある場合は、古い位牌から順に並べます。

仏具

これらの仏具は、ご本尊やご先祖様への供養のために欠かせないものです。

・花立(はなたて): 仏花を供えるためのものです。通常、一対で置かれます。

・火立(ひたて)/ろうそく立て: ろうそくを立てるためのものです。

         こちらも一対で置かれることが多いです。

・香炉(こうろ): お香を焚くための器です。香炉灰を入れ、線香を立てて供えます。

・仏飯器(ぶっぱんき): 炊いたご飯(仏飯)を供えるための器です。朝、一番にご飯を供えます。

・茶湯器(ちゃとうき): お茶や水をお供えするための器です。

・高坏(たかつき): 果物やお菓子などをお供えするための台です。

・おりん: 読経や礼拝の際に鳴らすための仏具です。りん棒、りん布団とセットで使用します。

その他

・遺影(いえい): 故人の写真です。仏壇の近くに飾られることが多いですが、

        仏壇の中に直接入れることは稀です。

・過去帳(かこちょう): 故人の戒名、俗名、没年月日、享年などを記しておく帳面です。

           位牌が増えすぎた場合に、位牌をまとめる役割も果たします。

・見台(けんだい): 過去帳を置く台です。

・掛軸(かけじく): ご本尊の脇に、宗派の開祖や高僧の絵像などを掛けることがあります。

配置の例

一般的な配置としては、仏壇を三段に分け、上段にご本尊、中段に位牌や仏飯器・茶湯器、

下段に花立・火立・香炉などを置きます。ただし、宗派や仏壇の大きさによって配置は異なります。

もし、ご自身の仏壇について詳しく知りたい場合は、お寺や仏具店に相談すると、

宗派に合った適切なアドバイスがもらえます。

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