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2025.02.16お葬式後にやるべきことを徹底解説|手続き・法要・遺品整理まで完全ガイド
大切なご家族やご親族を亡くされた後、お葬式が終わった後にも、さまざまな手続きや準備が必要となります。悲しみの中で多くのことをこなさなければならないのは非常に大変ですが、事前にやるべきことを知っておくことで、少しでも心に余裕が持てるようになります。
ここでは、「お葬式後にやるべきこと」を大きく5つのカテゴリに分けて、わかりやすくご紹介します。
1. 故人に関する各種手続き
お葬儀後、最初に行うべきなのが、故人に関する公的な手続きです。期限があるものもあるため、早めの対応が重要です。
● 死亡届の提出
死亡診断書とともに、市区町村役場へ「死亡届」を提出します。この手続きは通常、葬儀社が代行してくれる場合が多いですが、自身で行う場合は、提出期限(死亡から7日以内)に注意が必要です。
● 銀行口座の凍結と解約
故人の銀行口座は、死亡の事実が銀行に伝わると自動的に凍結され、出金や引き落としができなくなります。相続人が必要な書類を準備し、口座の解約・相続の手続きを進めましょう。
● 生命保険金の請求
故人が生命保険に加入していた場合は、保険証券や加入時の情報をもとに、保険会社に連絡して請求を行います。請求期限(通常3年)もあるため、忘れずに手続きを行いましょう。
● 不動産・車などの名義変更
不動産や自動車など、故人名義の資産がある場合は、名義変更や相続登記の手続きが必要です。司法書士や行政書士に相談するとスムーズに進められます。
2. 仏事に関する準備と法要
お葬式後の仏事は、宗派や地域によって違いがありますが、以下のような行事が一般的です。
● 初七日・四十九日法要の準備
初七日や四十九日などの法要は、故人の供養のために重要な節目となります。菩提寺がある場合は早めに連絡し、日程や内容を相談しましょう。
● 位牌の作成
四十九日までに、白木位牌から本位牌へと移行するのが一般的です。仏壇店や石材店での注文が可能です。
● 墓地の購入・改葬
まだお墓がない場合は、新たに墓地を探し、購入・納骨の準備を行います。既に墓がある場合は、改葬や納骨の日程を決める必要があります。
3. 親族・関係者への対応
親族やご縁のあった方々への感謝の気持ちを伝えることも、お葬式後の大切な役割です。
● 香典返しの準備
香典をいただいた方へは、忌明け(四十九日)を目安に「香典返し」を贈ります。最近では、カタログギフトや日用品が多く選ばれています。
● お礼状の送付
香典返しと一緒に、感謝の気持ちを伝える「お礼状」を添えると、より丁寧な印象を与えられます。
4. 遺品整理と遺言書の確認
お葬式が終わった後は、故人の住まいや持ち物の整理を進める必要があります。
● 遺品の整理
衣類や家具、生活用品などを仕分けし、必要に応じてリサイクルや廃棄を行います。思い出の品や形見分けの品は、家族でよく話し合って決めましょう。
● 遺言書の確認
故人が遺言書を残していた場合は、家庭裁判所で「検認」の手続きを受ける必要があります。勝手に開封すると無効になることもあるため、慎重に対応してください。
5. 心のケアと相談先の活用
大切な人を失った悲しみは、すぐには癒えません。心のケアも忘れずに行いましょう。
● 周囲の人に相談する
家族や友人、信頼できる人に気持ちを打ち明けるだけでも、心が軽くなることがあります。一人で抱え込まず、話すことを大切にしましょう。
● 専門機関のサポートを受ける
心の整理が難しい場合は、グリーフケアに対応しているカウンセラーや精神科医に相談することも選択肢の一つです。自治体の窓口やNPO法人などでも支援を行っていることがあります。
まとめ|お葬式後の流れを知り、心にゆとりを
お葬式後にやるべきことは多岐にわたり、法的な手続きから仏事、遺品整理、心のケアまで多くの段階があります。しかし、ひとつひとつ順を追って進めれば、必ず乗り越えていくことができます。
わからないことがあれば、以下の相談先を活用しましょう。
- 菩提寺:法要や仏事の相談
- 葬儀社:手続き全般のアドバイス
- 市区町村の行政窓口:公的手続きや支援の相談
- 司法書士・行政書士・弁護士:相続・名義変更に関する法的アドバイス
人生の大切な節目を、後悔のない形で迎えるためにも、情報を整理して、適切な行動を心がけましょう。
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