2025.07.16新盆・初盆とは !!

新盆・初盆とは

 【新盆(にいぼん、しんぼん、あらぼん)】と【初盆(はつぼん、ういぼん)】は、どちらも

 故人が亡くなって四十九日の忌明け後に初めて迎えるお盆のことを指します。

 呼び方が異なるだけで、同じ意味合いを持つ言葉です。

 地域によって呼び方が異なり、東日本では「新盆」、西日本では「初盆」と呼ばれることが多いです。

 

※新盆・初盆の特徴と、通常のお盆との違い

 新盆・初盆は、故人の魂が初めて家族のもとに帰ってくる大切な節目とされており、

 通常のお盆に比べて手厚く供養されるのが一般的です。

 

・法要を行う:         僧侶を招いて読経してもらう「新盆法要」を行うのが一般的です。

              親族や故人と親しかった人なども招いて行われることが多いですが、

              近年では家族だけで執り行うケースも増えています。

・白提灯(白紋天)を飾る:  故人の魂が迷わずに家に帰ってこられるように、目印として

              「白紋天」と呼ばれる白い提灯を飾ります。これは新盆・初盆特有のもので、

              通常のお盆では絵柄の入った盆提灯を飾ります。

・お供え物や精霊棚の準備:  通常のお盆と同様に、精霊棚(しょうりょうだな)を飾り、

              お供え物(香、花、灯明、浄水、飲食など)を用意します。

              きゅうりやナスで精霊馬を作ることも一般的です。

・お墓参り:         お盆の時期にはお墓参りも行います。

・服装:           法要に参加する場合は、喪服を着用するのが基本です。家族だけで行う場合や、

              お墓参りのみであれば平服(略礼服)でも問題ないとされていますが、

              カジュアルすぎる服装は避けます。

・お布施:           通常のお盆よりも多めに包むことが一般的で、3万円~5万円が

              目安とされています。お車代や御膳料を別途包む場合もあります。

・お返し:          新盆見舞いやお供え物をいただいた場合は、お返しを用意します。

              お菓子や飲み物、タオルなどが定番です。

※お盆の時期

 お盆の時期は地域によって異なり、大きく分けて以下の2つの時期があります。

 ・7月盆(新暦盆): 主に関東の一部(東京など)や北海道、沖縄の一部地域で行われます。

          7月13日~16日が一般的です。

 ・8月盆(月遅れ盆、旧盆): 全国的に最も多い地域で、8月13日~16日が一般的です。

◎故人の四十九日法要より前にお盆が来る場合は、その年のお盆は新盆・初盆とせず、

 翌年のお盆が新盆・初盆となります。

◎新盆・初盆を迎えるにあたっては、地域によって風習やしきたりが異なる場合があるので、

 不安な場合は親族や近隣の方、お寺に確認することが大切です。

 

 

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