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2025.04.20位牌とは?!
位牌とは
位牌(いはい)とは、仏教において、亡くなった方の戒名(法名)、没年月日、俗名、享年などを記した木製の牌のことです。
故人の霊が宿る依り代(よりしろ)と考えられ、仏壇に安置して供養の対象とします。
♦位牌の役割
・故人の象徴: 位牌は、亡くなった方を偲び、供養するための大切な символ です。
故人の霊が宿るとされ、位牌に向かって手を合わせることで、
故人を身近に感じることができます。
・供養の対象: 仏壇に安置された位牌は、ご本尊と共に供養の対象となります。
お線香やお花、お供え物などを供え、冥福を祈ります。
・家の目印: 位牌は、故人の霊が迷わず家に帰ってくるための目印となるとも考えられています。
特に、お盆や法事などの際には、位牌を通して故人を迎えるという意味合いがあります。
・故人の記録: 位牌には、故人の情報が記録されているため、先祖代々の記録として大切に
受け継がれていきます。
♦位牌の種類
位牌には、大きく分けて以下の2種類があります。
・白木位牌(しらきいはい): 葬儀の際に用いられる仮の位牌です。四十九日までの期間、
祭壇などに安置されます。
・本位牌(ほんいはい): 四十九日の忌明け後に、白木位牌に代わって仏壇に安置される正式な位牌です。
素材や塗りの種類、装飾などによって様々な種類があります。主なものとして、
漆塗りの塗位牌(ぬりいはい)、黒檀や紫檀などの木材を用いた
唐木位牌(からきいはい)、近年増えているモダンなデザインの
モダン位牌などがあります。
また、複数の故人の戒名をまとめて記す**回出位牌(くりだしいはい)**
などもあります。
♦浄土真宗における位牌
浄土真宗では、「亡くなった方はすぐに浄土へ往生する」という教えがあるため、位牌を「霊が宿る依り代」
とは考えません。そのため、位牌の代わりに、過去帳や法名軸などを祀ることが一般的です。
位牌は、故人を偲び、供養するための大切な仏具です。宗派や地域、ご家庭の考え方によって、
選び方や祀り方が異なる場合があります。
ご不明な点があれば、僧侶や仏具店に相談することをおすすめします。
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